【観覧車】蒲田東急プラザ屋上の屋上観覧車


皆様、こんばんは。「てつきち」です。6月最初の週末、いかがお過ごしでしょうか?

さて先日、川越丸広百貨店の屋上観覧車の話題をこのページでお送りしましたところ、

「蒲田東急プラザの屋上観覧車の情報はないの?」

というお声を幾つかいただきました。

そこで本日は、蒲田東急プラザ屋上「かまたえん」の屋上観覧車の話題をお送りしたいと思います。

JR京浜東北線と、東急池上線、多摩川線が分岐する蒲田駅。東急の方の蒲田駅は駅ビル「東急プラザ」になっており、屋上にはちょっとした広場があります。

ここには「幸せの観覧車」という名前の屋上観覧車があり、1乗車300円で乗ることが出来ます。早速乗ってみることにしましょう。

この様に、チューリップのつぼみをイメージしたゴンドラは、ゆっくりと空の上へと上がって行きます。乗った時間がちょうど夕方だったせいでしょうか、黄昏ゆく街並みがちょうど綺麗に見えました。

観覧車から見下ろした、蒲田の街並みです。1周約3~4分の空中散策でした。

この屋上観覧車「幸せの観覧車」が蒲田東急プラザに登場したのは、1968年(昭和43年)の事でした。当時はデパートの屋上と言えば、遊園地あり、観賞魚売り場あり、ステージあり、と子供たちにとっては「夢の様な広場」でありました。

その後、1973年(昭和48年)の熊本・大洋デパート火災などで屋上のあり方が改められたことや、レジャー志向の変化から、この様な「屋上遊園地」は姿を消していきました。

現在の蒲田東急プラザの観覧車は二代目で、1989年(平成元年)に取り換えられたものです。この当時の蒲田東急プラザには、まだ「屋上遊園地」が健在で、子供汽車やステージ、プラレールコーナー、コイン式遊具等が設けられていました。

しかし2014年(平成26年)のビル全面改装で、屋上遊園地は廃止に。この時、観覧車も撤去される運命にありました。

すると多くのお客様から署名や投書が相次ぎました!

「観覧車をなくさないでください!」


「思い出の観覧車を残してください!」

その反響の大きさに驚いた蒲田東急プラザ側では方針を変え、屋上を緑地公園にして、観覧車は整備の上残すことにしました。
先にも書きましたが、デパートの屋上観覧車で現存(乗客が乗れる形)しているのは、この蒲田東急プラザと川越丸広百貨店のみとなりました。

この蒲田東急プラザの屋上観覧車も、親子三世代で乗った人も多いそうです。いつまでも元気に動いて欲しいものですね。

屋上から撮影した、「出発していく東急多摩川線の電車」です。この様に屋上からは、蒲田駅を出発していく電車をも一望できる、鉄道ファン垂涎のスポットとなっています。

【体験記】今では全国に2ヶ所だけとなった「屋上遊園地」の観覧車に乗りました!(埼玉県川越市)


皆様、こんばんは。「てつきち」です。季節の変わり目、暑くなったり寒くなったりしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今日の話題は、埼玉県川越市からお送りいたします。彩の国埼玉県を代表するデパート・丸広百貨店。地域密着型の百貨店として川越に本店を置き、県内に8店舗を展開しています。中でも1964年(昭和39年)に移転開業した川越本店は、昔ながらの「百貨店」の雰囲気を色濃く残しています。

子供の頃の百貨店へのお出かけと言えば、よそ行きの服を着せてもらい、百貨店(敢えて「デパート」とは言いません)へ行き。お買い物。そして最上階の大食堂で「お子様ランチ」を食べ、屋上の遊園地で遊ばせてもらう、というのが王道のコースでした。かつて、デパートの屋上と言えば遊園地があり、観賞魚売り場があり、ミニステージがあり、と何でもござれの楽しいスペースでした。

しかし、1973年(昭和48年)に発生した熊本・大洋デパート火災により多数の犠牲者が出て、屋上のあり方が見直されることになりました。そしてレジャーの変化と遊具の老朽化、陳腐化により多くの「屋上遊園地」が閉鎖されていきました。

しかし、この丸広百貨店川越店の屋上には、今となっては全国唯一となった屋上遊園地「わんぱくランド」が今でもあるのです!コイン式乗り物、ゲームコーナーの他、全国でも2ヶ所となった屋上観覧車、屋上を一周するミニモノレールなどが揃っています。

1968年(昭和43年)にオープンした当時からあるのが、小さな屋上観覧車「わんぱくホイール」です。

早速、乗ってきました!ゴンドラは登場当時の物をそのままメンテナンスして使用しているのが特徴です。ガラスのない「吹きさらし」なので、風を気持ちよく感じる事が出来ます。乗車時間は約3分ほど。眼下に、川越の街並みを一望することができます。

スタッフの方によれば、

「現役の屋上観覧車は、うちと蒲田東急プラザさんの2台だけ。それも、開設当時からのものを使っているのはうちだけです。」

と自慢げにおっしゃっていました。(蒲田東急プラザのものは1989年[平成元年]に交換したものです)

屋上観覧車で日本最古なものは、名古屋のオリエンタル中村(現在の名古屋三越)のもので、1956年(昭和31年)に設置されたものです。現在は重要文化財に指定されていることや老朽化などの理由により、乗車することは出来ません。よって、現役の屋上観覧車で最古なのは、この丸広百貨店川越店の「わんぱくホイール」ということになるのです。

この屋上遊園地「わんぱくランド」のもうひとつの目玉が、ミニモノレール「わんぱくビード」です。

こちらにも乗ってきました!この屋上遊園地の周りを1本レールで一周する2人乗りのミニモノレールで、乗ってみると結構揺れます。でも、そこから見る景色は最高で、大人でもハマるほどでした!

屋上遊具は、ミニ飛行機「わんぱくプレーン」を含めて昔からの機械をそのまま使用しています。それ故にメンテナンスも大変なのだそうです。でも、おじいちゃん、お父さん、子供の三世代で訪れるお客様もかなり多く、皆の笑顔を見ていると「機械が動くうちは続けないと」という気持ちになり、まめにメンテナンスを欠かしていないとの事です。その心意気には感服しました!

その心意気は、ゲームコーナー店内に貼ってあったポスターからも感じ取れました!これらの乗り物は大人、子供とも1乗車300円均一。お財布にも優しいお値段ですね!

他にもミニ飛行機や乗用ドラえもん、乗用アンパンマンなどのコイン式遊具があり、屋上遊園地「わんぱくランド」健在なり!です。

屋上遊園地「わんぱくランド」の1フロア下には、昔の「デパート大食堂」の雰囲気を色濃く残している「ファミリーレストラン」があります!

ラーメンあり、寿司あり、オムライスあり、ハンバーグありと和洋中何でもあり、メニュー選びが迷ってしまう程ですね!

「ファミリーレストラン」の店内です。昔の「デパート大食堂」という感じがしてきますね。ただ食券制ではなく後でレジで払う、というようなスタイルです。

「ファミリーレストラン」「キッズプレート」です。この丸広百貨店川越店では、大人の方も200円プラスでキッズメニューを食べることが出来ます。(但し、おまけのおもちゃは付きません)旗の立ったご飯にハンバーグ、海老フライ、フライドポテト、鶏のから揚げ、ゼリーと付いた充実の内容でした。

昭和レトロを感じる丸広百貨店川越店、皆様も川越へお出かけの際には是非いかがでしょうか?

日本最古のケーブルカーは、イヌにネコのカラフルな車両!(奈良県生駒市)


近鉄奈良線を生駒駅で下車し、少し歩いたところに近鉄生駒ケーブルの「鳥居前」駅があります。

近鉄生駒ケーブルは鳥居前駅~宝山寺駅間の「宝山寺線」、宝山寺駅~生駒山上駅間の「山上線」の2区間から形成されています。「宝山寺線」は日本最初の営業用ケーブルカーで「生駒聖天」と呼ばれている宝山寺への足であり、「山上線」は生駒山上にある遊園地「生駒山上遊園地」への足となっています。

開業したのは1918年(大正7年)8月、大阪電気軌道(現在の近鉄の前身)の関連会社である「生駒鋼索鉄道」の手によって開通した、日本では最古のケーブルカーです。後に生駒鋼索鉄道は大阪電気軌道に合併され、同社の生駒鋼索線となりました。

大阪電気軌道は開業直後の資金難の時に、経費や社員の給料として宝山寺から賽銭を融通してもらったこともあり、ケーブルカーの敷設はその見返りである、とも言われています。

1929年(昭和4年)3月、山上に出来た遊園地へのアクセス手段として「山上線」も開通しました。戦争中は「不要不急路線」として休止されますが、1945年(昭和20年)8月に再開されました。

インパクト大のケーブルカー「ブル」「ミケ」
現在の「宝山寺線(1号線)」を走る2台のケーブルカーには、それぞれ車掌の帽子をかぶった犬(ブルドッグ)を模した「ブル」、双眼鏡で景色を覗いた三毛猫を模した「ミケ」という名があります。ちなみにこの車両は2000年(平成12年)から運行を開始しました。

宝山寺駅での「ミケ」です。車内では「ネコふんじゃった」の音楽が流れ、途中で「ブル」とすれ違う時は「ニャ~ン」と鳴き声を発する楽しいケーブルカーです。(通勤通学時間帯の輸送では、音の演出はありません)

上から見た「ミケ」の車内です。クロスシートが、山麓方向に一方向でずらりと並んでいました。普通の観光用ケーブルカーは、座席がボックス席仕様になているなど観光客輸送を意識した感じで造られていますが、この近鉄生駒ケーブル「宝山寺線」では、通勤通学輸送としても使用されるので、座席も1人掛けを増やして立席で多くの人が乗車できるようになっています。

中間ですれ違った「ブル」です。こちらは車内では「ピクニック」の音楽が流れ、すれ違いの時には「ワン」と鳴き声を発する楽しいケーブルカーです。(通勤通学時間帯の輸送では、音の演出はありません)

「日本では最古!」宝山寺2号線のケーブルカー
「宝山寺線」には2号線もあり、こちらには1953年(昭和28年)製造の「すずらん」(朱色と白)、「白樺」(青と白)の2両が在籍しています。

鳥居前駅での「すずらん」号です。レトロな造りで、自分好みでした。この2号線は、現在では大晦日の終夜運転や、夏休みなどの繁忙期にのみ運行しているそうです。

宝山寺駅での「白樺」号です。この車両だけ漢字表記になっていますが、その理由には思わず笑ってしまいました!

それは、昔風に右から読むと「ばからし」と読まれてしまうから、という理由だそうです。何とも関西らしい理由ですね!この2両が、日本国内では現役で稼働する最古のケーブルカーなのです。

通勤通学にも使用されているケーブルカー
山上遊園地への観光輸送がメインの山上線に対して、鳥居前~宝山寺間の宝山寺線は、沿線の通勤・通学輸送も担っているのが特徴です。運行時間帯は6時台前半から23時台後半までと長いのが特徴。大晦日には宝山寺への初詣客を対象とした終夜運転も行われるそうです。

こちらが「宝山寺線」の線路です。左側が1号線、右側が2号線です。生活路線としても活躍していることもあり、ケーブルカーとしては珍しい踏切が3ヶ所あり、うち1ヶ所は車なども通れるほどの大規模な踏切があります。

宝山寺駅に到着です。隣の2号線には「白樺」号が留置されていました。ここから「生駒聖天」の別名がある宝山寺までは、旅館街の中にある坂道を歩いて20分ほどで着きます。

「日本最古のケーブルカー」と謳っているだけあって、宝山寺駅にはケーブルカーの仕組みについての展示がありました。

まずは「ケーブルカーのしくみ」から。山上駅と山麓駅を同時発車して、中間点ですれ違うのが一般的なケーブルカーですが、その構造について図で詳しく説明してありました。これは、小学生のお子さんの自由研究の課題になりそうですね!

 

ケーブルカーの車輪が展示してありました。ケーブルの上下で動かす、という事は知っていましたが、この様な車輪で走っていたとは初耳で勉強になりました。

観光輸送の「山上線」

「山上線」では、「ドレミ」号と「スイート」号という2台のカラフルなケーブルカーが活躍しています。車両が行き違う際、拍手と歓声が鳴り、ファンファーレが鳴る楽しいケーブルカーです。観光路線にはピッタリですね!

「山上線」には、途中に梅屋敷駅、霞ヶ丘駅の2ヶ所の途中駅がありますが、便によっては途中駅を通過する「直行」という種別も存在するそうです。

この「山上線」の終点にある山上遊園地には、日本最古の飛行塔があるそうです。そちらもいつか行ってみたいと思います。大阪からの「小さな旅」に、日本最古のケーブルカーの旅はいかがでしょうか?

「日本最古の観覧車」が自慢の函館公園ミニ遊園地(北海道函館市)



函館山の麓にあるこの函館公園は、1879年(明治12年)11月3日に開園した歴史ある公園で、毎年5月には桜の名所にもなっています。

広い園内には、子供向けのミニ遊園地「こどものくに」やミニ動物園、市立博物館、大噴水などがあり、家族を通じて楽しむことが出来ます。


函館公園の大噴水です。夏になると、ここで子供たちが水遊びをしている光景を見る事が出来ます。

 


旧・函館博物館の建物です。役目を終えた今は、建物のみ現存して展示されております。


こちらが現在の函館市博物館です。


それでは、1956年(昭和31年)オープンのミニ遊園地「こどものくに」に入ってみることにしましょう。

1954年(昭和29年)7月の「北洋漁業再開」を祝して、同公園と五稜郭公園で開催された「北洋博覧会」で使用された遊具を活用する形で、このミニ遊園地「こどものくに」は1956年(昭和31年)にオープンしました。


園内のメリーゴーランドや飛行塔は当時からあり、現在でも稼働している老舗の遊具です。2006年(平成18年)には、公園全体が遊園地の遊具も含めて、国指定文化財並びに登録記念物として登録されました。国内の遊園地では、唯一の快挙となっています。

◆日本最古の観覧車


この「こどものくに」の目玉遊具が、こちらの観覧車です!何と、現在日本で稼働している観覧車の中では、一番歴史が最古と言われています。もともとは1950年(昭和25年)、同じ北海道の大沼湖畔の東大島に設置され「空中観覧車」の名前で親しまれていました。

1965年(昭和40年)に現在の位置に移設されてそれ以来、人気の遊具として親しまれています。直径10m、高さ12mのミニサイズで、乗車時間は約2分。今でもマメなメンテナンスを行い、現役で稼働しているのです。それでは、早速乗ってみることにしましょう。


観覧車からの眺めです。乗って上昇していくうちに、「こどものくに」全体が見渡せるようになってきました。


吹きっさらしのゴンドラからは、遮るものは何もないです。最上部の辺りでは、遠く津軽海峡の方向をも眺める事が出来ます。函館市民の中には、このミニ観覧車に親子三世代で乗車した人も少なくない、と言われている程です。

◆ミニ列車も北海道新幹線!


「こどものくに」内をトコトコと走るミニ列車です。遊園地のミニ列車と言えばSL型の列車が多いと言われていますが、ここのミニ列車は、新函館北斗駅開業を果たした北海道新幹線「はやぶさ」号の形をしているのが特徴です。


ミニ新幹線と観覧車を絡めてみました。この組み合わせ、乗り物好きにはたまらない光景ですね!ミニ新幹線は、だ円形に敷かれた線路を2周し、園内をのんびりと眺める事が出来るのが特徴です。

◆どの遊具でも1回300円

 

 


他にも「スカイチェアー(空中ブランコ)」や、椅子が高速で動く「ロータリーチェア」、前後に大きく動く「アポロ2000」など、小学生以下のお子様に人気の乗り物はいずれも1回300円です。


小さなお子様向けのコイン式遊具も充実していました。


カエル釣りゲームです。家族そろって対抗戦が出来るのがいいですね!


また、遊園地のスタッフは、親しみが持てるように「動物の着ぐるみ」の様な帽子をかぶっているのも特徴です。これは楽しいですよね!


ミニ動物園も併設されていました。函館観光の折、お弁当持参で是非訪れたい場所です。函館市電でアクセスの場合は、「谷地頭」終点の一つ手前「青柳町」電停で下車すると徒歩2分でアクセスする事が出来ます。