冬の味覚をたらふく!丸文松島汽船「かき鍋クルーズ」(宮城県塩釜市・松島町)


松島の海の幸と言えば、身のぎっしりと詰まった牡蠣(かき)
そのかき鍋料理を味わいながら、松島~塩釜間をクルーズしてしまおう、というのが丸文松島汽船の冬の風物詩「かき鍋クルーズ」です。今回は、松島桟橋から塩釜港へのコースで、かき鍋を味わってみることにしました。

事前に予約し、塩釜への船を待つことにします。


船は「第三芭蕉丸」で、総トン数129トン。定員は2等が98名、グリーン70名、1等20名。その名前は「ああ 松島や 松島や」という名句を残した俳人・松尾芭蕉にちなんだものです。

こちらが、今回乗った2等船室です。

船の中では、既にかき鍋の用意がされていました。

これは美味しそう!鍋の中はこんな感じです!

指定された席につくと、目の前には牡蠣がびっしりと入った土手鍋が!東京でこれだけ牡蠣を食べたら、一体幾ら取られるんだ、と思う様なたっぷりの量です。

「揚げたてをどうぞ」と、更にカキフライとかき酢が運ばれてきました。

この「第三芭蕉丸」にはキッチン設備もあるので、このような揚げたてのカキフライを味わうことも出来るのです。まずは揚げたてのカキフライを。身が柔らかく、プリプリとした牡蠣をアツアツのままいただきます。これはシンプルに、搾ったレモンだけで味わいたいものです。またかき酢は、磯の味がして、まさに地の味です。新鮮でないと、生ガキは味わえませんものね!

やがて汽笛を鳴らして「第三芭蕉丸」は出港しました。これから塩釜港に向けて、約50分間のクルーズです。

松島桟橋を出ると、小さな島々の間を縫うように船は進んでいきます。島や見どころの度に観光案内の放送が流れますが、かき鍋つついて島も見て、とけっこう忙しいものです。

牡蠣鍋はいわゆる「どて鍋」というもので、味は仙台味噌仕立て。牡蠣の旨味がたっぷりと出たスープで、牡蠣の他野菜も美味しく味わうことができました。これもまた、牡蠣の本場だからこそできる味わい方なのでしょう。また、シメのご飯も「宮城県産ササニシキ」にこだわっていて、まさに「ご当地づくしの盛り合わせ」でした。

乗った日は空模様が曇りだったこともあり、海上からの風景はぼんやりとしたものでありましたが、これが天気のいい日なら絶好のビューポイントになる、と船のガイドさんは話していました。

上等客室は他に乗客がいなかったので、特別に見学させてもらえました。


2階はグリーン船室。その名前の通り、座席のモケットは緑色。上から松島の島々を眺めるには格好のビューポイントです。


最上階(3階)は、定員わずか20名の1等船室。特等室だけあって、座席は白いカバーのかかったソファー席。ほぼ360度の展望が楽しめる「展望室」状態でした。

ちなみに通常の「松島~塩釜航路」の場合、大人片道の2等運賃は1,500円。これがグリーンだと2,100円、1等だと2,900円になりますから、1等は2等船室の実に約2倍の料金ということになります。

かき料理を平らげた頃、船はマリンゲート塩釜(塩釜港)に到着。50分間という短い時間ではありましたが、船旅楽しんで、名物のかき料理を味わって、と満足したひとときでした。(この「かき鍋クルーズ」は、塩釜港発の便もあります。)

運航期間は2016年度の場合は12月1日~25日の毎日、年明け1月7日~3月12日の土日祝日。通常料金は大人3,400円ですが、ネットで予約すると割引サービスがあります。

尚、当日の朝9時半で予約は終了となります。また満席になり次第締め切りとなりますので、ご予約はお早めにどうぞ。

詳しくは丸文松島汽船ホームページをご参照ください。