【乗り鉄】空港に一番近い「日本最短の私鉄」芝山鉄道


残暑お見舞い申し上げます、「てつきち」です。この夏、皆様はどんな乗り物旅をなさっていますか?

私は先日、成田方面へ小さな旅をしてきました。その時に「日本最短の私鉄」である芝山鉄道を乗り鉄してきました!その時のレポートです。

芝山千代田駅ホームからの風景です。同駅は、単線で1面のみのホームなので、成田空港の貨物地区を一望する事が出来ます。ここは基本では貨物機メインのエリアですが、一部のLCC(格安航空会社)も、ここに駐機して発着することがあります。その時は、第3ターミナルから10分ほど延々とランプバスに揺られてここまで来ることになります。

今年の5月に、成田空港からバニラエアで北海道に行った際、ランプバスから見た芝山鉄道線の線路です。

芝山千代田駅に、京成成田行きの電車がやってきました。日中は40分間隔なのだそうです。全国各地に「空港駅」は数多くありますが、飛行機をこんなにより近く感じることができる駅は、この芝山千代田駅ではないでしょうか。この電車と飛行機のショットは、電車が遠すぎても近すぎても絵にならないので、難しい撮影でした。

この芝山鉄道を走るのは大半が京成電鉄の電車ですが、同電鉄の3500形電車の中で4両1編成が芝山鉄道にリースされて活躍しています。(この写真の編成です)ただ、4両と短い編成なので芝山鉄道線で見る事はあまりなく、金町線や千葉線で「アルバイト運用」しているのをよく見かけます。

ほどなくして、芝山千代田駅を出発して東成田駅へと向かいます。ここが芝山鉄道と京成電鉄の境界駅となります。

東成田駅には、今は使われなくなったプラットホームが残っていました。果たして、何のホームでしょうか?

それは、1991年(平成3年)の空港新線開通まで存在した、旧・成田空港駅の特急「スカイライナー」専用のホームでした。1978年(昭和53年)の空港線開通当時は、この東成田駅が「成田空港」駅を名乗っていたのです。ただ、ターミナルビルまでは距離があったため、成田空港までは連絡バスを利用しての連絡でした。

「成田空港(なりたくうこう)」の文字が残る駅名板です。どれだけ多くの人が、この駅を利用していたでしょうか?最初は連絡バスへの乗り継ぎが必要、という点からリムジンバスに大きく水をあけられていましたが、首都高速の渋滞が慢性化してきたことから、定時運行が確実な鉄道のメリットが活かされ、特急「スカイライナー」の利用者も多くなりました。

その後、国鉄分割民営化により「成田新幹線」計画が破談となり、その予定地を活用した空港新線が1991年(平成3年)に開通し、京成電鉄、JRともターミナルビル地下への乗り入れを果たすと、この旧・成田空港駅も「空港アクセス駅」としての役割を終えて、「東成田」駅と改称されました。今の利用客は、主に成田空港で勤務する人達がメインなのだそうです。

かつては多くの海外旅行者が歩いていた、「東成田」駅の地上への出口です。消された日通の広告の痕が、華やかだった時代を物語っているかのようです。

ちなみに、東成田駅から空港第2ビル駅までは、全長約700mの地下道で繋がっています。

これからも、乗り物の様々な話題を取り上げていきたいと思います。皆様、良い旅を!