小田急ロマンスカー「走る喫茶室」が限定で復活!


新宿から箱根や江の島、御殿場へと走っている小田急ロマンスカー。1949年(昭和24年)の1910形ロマンスカーデビューから、はや68年。

特に今年2017年は、小田急ロマンスカーを代表する名車・3000形SE(Super Express)車がデビューして60周年、ということでこの7月に様々なイベントが行われました。

その中で7月6日と7日、箱根特急の一部列車で昔懐かしい「走る喫茶室」の営業が再開され、ロマンスカーアテンダントさんが当時の制服で乗務し、さらに当時の人気メニューも販売、という嬉しい内容!

さっそく、箱根湯本駅から新宿駅まで小田急ロマンスカーの旅を楽しんできました。

箱根湯本駅に勢ぞろいしたロマンスカーアテンダントさんです。
 


こちらは、当時「走る喫茶室」の営業を担当していた日東紅茶、森永エンゼルの制服を着たアテンダントさんです。左側の紺色の制服が日東紅茶、右側の白い制服が森永エンゼルの制服です。

小田急ロマンスカー「走る喫茶室」の歴史は古く、1949年(昭和24年)の1910形ロマンスカーデビューの際、中間車サハ1960形の車内に喫茶カウンターを設け、日東紅茶による紅茶のシートサービスを始めたのが最初です。当時は電熱コンロなんて言うものはありませんでしたから、紅茶を沸かすためのお湯は、何と練炭コンロを使用していたといいます。

その後、1951年(昭和26年)デビューの1700形ロマンスカー、1955年(昭和30年)デビューの2300形ロマンスカーにも喫茶カウンターが設けられ、小田急ロマンスカーと言えば「走る喫茶室」とまで言われるようになりました。

1963年(昭和38年)の3100形ロマンスカーNSE(New Super Express)車デビューの時から森永エンゼルも加わり、2社体制で喫茶営業が行われてきました。

しかし、運転形態の見直しや旅客ニーズの変化から車内販売営業の形態も変わり、1993年(平成5年)には日東紅茶が、1995年(平成7年)には森永エンゼルが撤退し、シートサービスも姿を消しました。

2005年(平成17年)にデビューした50000形ロマンスカーVSE(Vault Super Express)車では、久しぶりにシートサービスが再開されましたが、これも合理化のためワゴン販売形態になってしまいました。

今回は、3000形SE(Super Express)車がデビューして60周年ということで、「走る喫茶室」のシートサービスが復活!果たして、どんな内容なのでしょうか。


その限定メニューは、森永エンゼル担当便で人気のあった「森永プリンとアイスココア」でした!800円で、ココアのグラスは記念に持ち帰ることが出来ました。森永プリンは、町中のコンビニで売っているものと同じですが、ロマンスカーの展望席で食べると、味わいもひとしおでした。ココアも、キンキンに氷が入って冷え冷え。夏に相応しい味でした。

惜しむらくは、日東紅茶担当便で人気のあった「クールケーキ(アイスクリームをカステラで巻いたロールケーキ」がなかったことでしょうか。この「クールケーキ」と月替わりのフルーツティーが、日東紅茶担当便での何よりもの楽しみだっただけに、これも是非復活してほしかったな!

町中の喫茶店とはまたひとあじ違った雰囲気で、展望席でのティータイムを楽しみ、新宿駅到着です。


新宿駅での50000形VSE車とアテンダントさんです。やはり小田急ロマンスカーと言えば、「走る喫茶室」のシートサービス。また、何かの機会で復活してもらいたいものです。