【鉄道ファン必見!】富山にある鉄道ファン垂涎の喫茶店!(富山県富山市)



皆様、こんばんは。「てつきち」です。毎週月曜日は、「てつきち」の日。今週も、乗り物の話題をお届けします。

先週は、富山新港の県営渡船と富山地方鉄道射水線の廃線跡のお話をしましたが、今週はその後で行った「鉄道ファン必見!の喫茶店」の話題をお届けいたします。

新港東口から乗った富山地鉄バスを「安野屋町」で下車し、歩く事2分。お目当ての店がありました!

その名も、珈琲駅「ブルートレイン」!外観からして、ワクワクしてきますね。

ショーケースのところに、模型がたくさん!鉄道ファンにとっては嬉しい光景ですね。左手には、グリーン車マークもきちんとあります。

店内に入ってみると、これまたびっくり!

まずはカウンター席から。鉄道ファンのご主人が、長年に渡って収集・製作したHOゲージの鉄道模型が店内をぐるりと一周走り回っています。それを眺めながら飲むコーヒーは、まるでビュッフェ車で飲んでいるような感じにさせてくれます!

ボックス席もご主人のオリジナル。ご主人曰く「オリエント急行の座席」をイメージして造ったとの事です。

模型の中には、北は北海道から南は九州まで全国の路面電車を集めたコーナーがありました。その中には、既に廃止されている路線の車両や、かつて富山の町を走っていた古い電車の模型もあります。最初見た時は事務的そうに見えたご主人でしたが、「今日、射水線の廃線跡を回ってきたのですよ」話を振ると、まるで堰を切った様に富山県の鉄道の話を色々としてくれました。

「富山から高岡行く直通電車は、西町から出ていたんですよ。そこから新富山まで市内線、新富山から射水線と入ってね。」

現代の話の他、今は廃止されてしまった路線の話も出て、ご主人の話も興味深く楽しめました。

肝心の珈琲の味は、豆からこだわって淹れているので、濃厚な味。是非ともブラックで味わいたい香りとコクでした。

特にボックス席で、走っている模型を眺めながらコーヒーを飲んでいると、まるで食堂車にてお茶しているような感じにもなります。

富山地方鉄道の模型のコーナーもありました。マルーンにベージュ色、というかつての急行型車両がまとっていた塗装は初めて見ました。今でもリバイバルカラーとして復活してもらいたいものですね!

ここには出ていませんが、元・京阪特急の10030形や、元・西武レッドアローの16010形の模型もちゃんとあり、さすがは富山県の、いや全国の鉄道ファンを釘付けにするお店だなぁ、と思いました。この雰囲気、どことなく東京は祐天寺にある鉄道カレーの名店「ナイアガラ」にも似ていますね!東の「ナイアガラ」に、西の「ブルートレイン」といったところでしょう。

富山の路面電車めぐり、鉄道旅のお供にこちらのお店へ是非いかがでしょうか?

【何と乗船無料!】県営渡船と鉄道廃線跡をめぐる!(富山県射水市)




皆様、こんばんは。「てつきち」です。毎週月曜日は「てつきち」の日。今日も楽しい乗り物の話題をお届けしたいと思います。

今日の話題は、渡し船の話題を富山県射水市からお送りします!

高岡駅から万葉線電車に乗り、終点の越ノ潟駅で下車。この越ノ潟駅は富山新港の西側にあり、駅を降りるとすぐ富山県営渡船の待合室があります。朝夕の通勤通学時間帯は15分間隔、それ以外は30分間隔で朝から夜まで、越ノ潟と対岸(富山新港東側)の堀岡の間を結んでいます。

定員80名の小さな船2隻が旅客と自転車を搭載して進む、所要時間4分の小さな船旅です。「ふるさと」のオルゴールが鳴り始めると、乗船改札の始まりです!

こちらがその船室内です。かつては地元民以外は有料でしたが、1986年(昭和61年)に完全無料化されました。乗ったかなと思うと、すぐに到着する。なぜこの様な渡船が存在するのでしょうか?

それはかつてこの地を走っていた鉄道線の事が関係してくるのです。

かつて富山地方鉄道では、新富山~新湊間の「射水線」と地鉄高岡~伏木港間の「高伏線」(現在の万葉線の一部)を有していました。

国鉄新湊線の旅客営業が廃止されたのをきっかけに、「高伏線」米島口から新湊(現在の万葉線「六渡寺」駅)まで新線を敷き、「射水線」と繋いで、富山から高岡までの直通運転を開始しました。この富山~高岡間直通電車は、富山市内線の「西町」電停を始発駅にして富山駅前を経由し、射水線と高伏線を通って地鉄高岡駅(現在の万葉線「高岡駅」まで運転されていました。

後に市内線への直通は廃止となり、高岡行きの直通電車は射水線の始発駅・新富山から発車するようになりました。高岡駅から新湊駅の間は1959年(昭和34年)「加越能鉄道」に移管されましたが、直通運転は続けられました。

しかし1965年(昭和40年)、放生津潟を活用した「富山新港」の建設計画が浮上しました。これに伴い、潟の出口にあった射水線の鉄橋がネックとなり、射水線の堀岡駅~越ノ潟駅間が廃止されて路線は分断されました。同時に越ノ潟駅~新湊駅間も「高岡市内の交通機関の一元化」を理由に加越能鉄道に移管されました。

そして射水線は新富山駅と、堀岡渡船場前に新設された「新港東口」駅間を結ぶ路線となりました。新港東口駅と越ノ潟駅の間は、24時間運航の県営渡船が連絡するようになります。いわばこれも「鉄道連絡船」の範疇に入れてもいい航路ですね!

ところが富山の町から新湊へ出るには「船に一度乗り換えなければならない」という手間があって、射水線の乗客数は激減。富山駅前乗り入れなどの方策をあれこれ採用しましたが時は既に遅しで、結果的には1980年(昭和55年)3月31日限りで、富山地方鉄道射水線は全線廃止されました。また加越能鉄道の伏木線(米島口~伏木港間)も、モータリゼーションの発達で利用者が減り、1971年(昭和46年)に廃止されました。

その当時走っていた、加越能鉄道デ5022号車です。この電車は1950年(昭和25年)の日立製作所製で、富山~高岡間の直通運転に使用されていました。1971年(昭和46年)の伏木線廃止の際、除雪用となったこのデ5022号車を除き、廃車となりました。除雪用としての役目を終えた後、現在は万葉線「新吉久」電停前の広場に静態保存されています。

県営渡船も、新湊大橋の開通などによって利用者数が激減し、現在は1日69便が運航されています。この写真は、船の中から新湊大橋と越ノ潟渡船場を撮影したものです。この新湊大橋は、日中は歩いて渡ることも出来るので、次回の訪問の際には是非、歩いて見たいものです。あとは新湊で、富山湾の美味しい魚も食べたいな!

県営渡船の堀岡渡船場です。ここからはバスで、小杉駅や富山駅へと抜けることが出来ます。

渡船場前から続いていたサイクリングロードです。おそらくこの辺りが、射水線の分断後の終点・新港東口駅の跡ではないかと思われます。

時刻表を見ると、富山大学前を経て富山駅に至るバスが丁度あるようです。言わば「射水線の廃止代替バス」のようですね。

「すみません、これは射水線の跡を走るバスですか?」と運転士さんに聞いてみましたが、若い運転士さんは、

「申し訳ございません、分かりません。」という回答でした。確かに射水線が廃止されたのは、1980年(昭和55年)の事でしたから今から40年前の話。もう射水線の事を知る人も少ないだろう、と思いました。

私とあと1人の乗客を乗せて、バスは新港東口から富山駅を目指します。

走っていると、車窓右手にさっきのサイクリングロードが見えてきました。これは間違いなく、富山地方鉄道射水線の廃線跡でした!かつてはこの路に鉄路が敷かれ、小さな電車が1~2両でのんびりと走っていたものでした。

今は堤防に囲まれて海岸線を見る事は出来なくなりましたが、途中の打出浜はかつては県内有数の海水浴場の一つで、射水線の前身である「越中電気軌道」が海水浴場を開発し、夏の時期には誘客に努めていたそうです。

「鯰温泉口」の辺りでバスは廃線跡とお別れして、富山の市街地へと入っていきます。親孝行息子と鯰の秘話で知られている「鯰温泉」は今でもビジネス旅館として、そして地元の人に愛される日帰り温泉として盛業しています。そう言えば射水線の駅にも「鯰鉱泉前」という名の駅があったのを思い出しました。

しばらく走っているうちに、バスは富山大学の近くへとやって来ました。ここからは富山市内を走る「富山市内線」の路面電車も出ています。

路面電車に乗ると、大学前の次は「富山トヨペット本社前(五福末広町)電停に着きます。ここが実は、かつての射水線の富山方のターミナル・新富山駅だったのです!射水線廃止後、電停の名前は「新富山駅前」から「新富山」に変わりましたが、2015年(平成27年)に現在の名前に変わりました。また1986年(昭和61年)まで、射水線時代の駅舎がそのまま残っていたようです。

ここで神通川にかかる富山大橋を渡ります。ここでは天気がいいと、立山連峰の山々をバックに路面電車の撮影をする事が出来るようです!次回富山来訪の折には、是非来てみたいところです!

こうなりますと、富山では「鉄道ファンの聖地の喫茶店」に行ってみたいものです!そこで次の「安野屋」バス停で、バスを降りる事にしました。

次回の「てつきち」では、その「鉄道ファンの聖地の喫茶店」のお話をしたいと思います。来週もどうぞお楽しみに!

【お子様必見!】ドラえもんが電車に!楽しい万葉線の旅(富山県高岡市、射水市)




皆様、こんばんは。「てつきち」です。1週間のご無沙汰でした。さて、富山県の鉄旅の中から今日も一つお届けしましょうか。

今日の話題は高岡市と射水市を結ぶ「万葉線」のお話です。高岡の駅前を出て、港町・新湊を経て越ノ潟駅までを結ぶ路線で、高岡軌道線(高岡駅~六渡寺間)と新湊港線(六渡寺~越ノ潟間)の二つの路線を総称して言います。

その万葉線で、子供たちがわっと喜びそうな電車が走っています!

その名も「ドラえもんトラム」!万葉線の電車は赤色がメインですが、この「ドラえもんトラム」はドラえもんに因んで、全体がブルー。更に乗降用ドアは「どこでもドア」を、正面はドラえもんの顔をそれぞれイメージして塗装されています。

2016年の8月に撮影した時のものです。ちょうど「高岡七夕祭り」が開催されていて、七夕飾りの中を電車が進んでいました。

ではなぜ、万葉線で「ドラえもんトラム」なのでしょうか?

それはドラえもんの生みの親(原作者)である藤子・F・不二雄(故・藤本弘氏)が高岡のご出身だからです。高岡市立定塚小学校5年生の時、氷見から転校してきた藤子不二雄A(安孫子素雄氏)と知り合い、それから「藤子不二雄」という名のコンビで作品を次々と発表してきたのです。以前このページで、藤子不二雄A(安孫子素雄氏)が氷見市ご出身ということで「忍者ハットリくん列車」が走っている、というお話をしましたが、藤本氏の代表作であり、今でもTVアニメや映画が続いている「ドラえもん」をモチーフとしたこの「ドラえもんトラム」も、富山県を代表する乗り物として、誇れる存在になっています。

この「ドラえもんトラム」の運行時刻は、万葉線ホームページに掲載されています。また毎週月曜日は、点検整備のため運休となっています。

それでは、他の万葉線の電車も見て行くことにしましょう。

現在の主力であります「アイトラム」です。赤一色で、とても目立ちますね。この写真も2016年8月の「高岡七夕祭り」の時に撮影したものです。七夕飾りに彩られて、電車もどことなく嬉しそうですね!

コカ・コーラの広告電車になっている、デ7075号車です。これも2016年8月に撮影したものです。この電車にはクーラーの設備がないため、窓が開いていますね!

人材派遣会社の広告電車になっている、デ7074号車です。この万葉線は高岡市内線でも単線区間が多く、うまく撮影するのには大変です。

社会福祉法人の広告電車になっている、デ7076号車です。米島口の車庫で、敷地外から望遠レンズを使って撮影しました。今はバリアフリーの「アイトラム」が主役となり、従来からのボギー車は影が薄くなりましたが、それでもまだまだ元気に走っています。

米島口の車庫で見かけた、かつての「アニマルラッピング電車」です。敷地外から望遠レンズを使って撮影しました。もう走ることはないのでしょうか・・・・。

ラッピング電車「令和号」になったデ7073号車です。このページでも以前ご紹介しましたが、この電車は時代が「平成」から「令和」に変わる時に特別電車「万葉令和号」として走った、栄光の電車です。塗装は懐かしい「加越能鉄道時代」の塗装を纏い、万葉集の一節などをラッピングした電車です。

この万葉線では土日祝日の昼間限定で、地元新湊ご出身の落語家・立川志の輔師匠によります、楽しい観光案内の車内放送も流れます。(「ドラえもんトラム」では流れません)終点・越ノ潟駅近くには帆船・海王丸の展示もありますし、新湊では水揚げされたばかりの美味しい魚介類を通年食べることが出来ます。

また、終点・越ノ潟駅前から出ています富山県営渡船(無料です!)で富山新港を渡り、反対側の堀岡(新港東口)から富山駅へ抜ける、というコースもいかがでしょうか?

高岡御来訪の折には、是非「万葉線」の旅をお楽しみください!

【バスの旅】春は雪の壁、秋は紅葉の中を行く立山高原バス!



皆様、こんばんは。「てつきち」です。前回お知らせしました様に、このページは基本、毎週月曜日に更新していきたいと思います。尚、取り上げたい記事が多い場合は臨時便を「増発」という形でお届けしていきます。

今回の話題は、先日行ってきた「立山黒部アルペンルート」の中から、立山高原バスの話題をお届けいたします。

富山地方鉄道の立山駅からケーブルカーに乗り、美女平駅へ7分の旅。ここから室堂までは、立山高原バスの旅になります。美女平駅前には、多くのバスがスタンバイして観光客や登山者を待ち受けていました。

室堂行きの立山高原バスです。山岳路線を走るため、立席での乗車は出来ません。また、途中の弥陀ヶ原などに停まる定期便の他、多客時には美女平駅と室堂バスターミナルをノンストップで結ぶ直行便が臨時で運転されることもあります。バスの種類としては日野「セレガ」やいすゞ「ガーラ」が多く、全て環境に優しいハイブリッド車になっているのが特徴です。

発車するとすぐ、ビデオによる観光案内放送が流れます。以前は車掌さんが乗務して沿線案内を行っていましたが、現在はワンマンバスのためビデオでの案内となっています。この道路は乗鞍岳同様、路線バスと許可車両以外は通行できない道路なので、スイスイとバスは走っていきます。秋になると、野生のサルが道路に出て餌をおねだりする光景も見る事が出来ます。

日本一の名瀑・称名滝が見えるところで、バスは一時停止してくれます。これは粋なサービスですね!この画像は昨年の秋に行った時の画像ですが、春の雪解けの時期に行きますと水量もこれより豊かに見えます。

秋に乗った時は弥陀ヶ原湿原を歩いてみたかったので、「弥陀ヶ原」バス停で途中下車。降りる時はバスの待合所で、次の乗車予定のバスを予約する必要があります。これを行わないと、バスは通過してしまうのでご注意ください。

昨年10月に訪れた時の弥陀ヶ原湿原です。種類は分かりませんが、赤い葉っぱが色づいており、格好のシャッターチャンスでした。

少し霧が出ていましたが、自然の中を歩くのは気持ちが良いものですね。都会の疲れや悩みが飛んで行ってしまうかのようです。

「ガキの田」と呼ばれる部分です。その名前は立山信仰からあり、地獄に落ちた餓鬼が飢えを凌ぐため耕した田んぼだから、と言われています。

それでは、「弥陀ヶ原」バス停から再びバスの旅を楽しむ事にしましょう。ここからは「平成最後の日」である今年4月30日に行った時のレポートとなります。

室堂に近くなるにつれて、雪の積雪量が多くなってきました。ここが「立山黒部アルペンルート」の春のハイライト部分である「雪の大谷」です。ここではバスも徐行して走ってくれて、乗客の皆様は車内からその雪の壁を撮影していました。私も今回、この「雪の大谷」見たさにこの室堂を訪れたのです!

室堂バスターミナルでバスを下車し、「雪の大谷」を歩いてみることにしましょう!

室堂側から見ると、左側がバス道路、右側が遊歩道として除雪されています。最近ではインバウンド旅行者も多く、中国や台湾から来た人たちはその雪の多さにびっくりし、何枚も写真を撮っていた程でした。外国人は、その風景が気に入りますとすぐInstagramやFacebookなどのSNSに上げて宣伝してくれますので、世界的な知名度アップになっているかもしれませんね。

路線バスがやってきました。富山地方鉄道、とあることから富山市内からの直行バスみたいですね。バスの高さと比較してみますと、この雪の壁の高さが如何に高いかお分かりですよね!ちなみに最高地点で、何と16メートルもありました。

「端午の節句」も近いということで、雪の壁には鯉のぼりも掲げられていました。

この「雪の大谷」ウォークは、行き(下り)が15分、帰り(上り)20分だそうです。私が行った時は、雪の中を進む期間限定のパノラマロード「ZEKKEI」がありました。降り積もる雪を踏みながら、遥かに聳える立山連峰の山々を眺めることが出来る、滅多に出来ない経験です。

雪の中にある「日本最高所の本格派リゾートホテル」ホテル立山です。ここで冷えた身体を熱いコーヒーで、という事でコーヒーショップ「りんどう」にやってきました。

ホテル立山内にあるコーヒーショップ「りんどう」です。

店内は登山者や観光客で一杯でした。その多くの方がオーダーしている人気メニューが、このお店にはあるのです!

そのメニューとは、立山名物「ダムシフォンケーキ」!ものすごくでっかいシフォンケーキでダムを現し、たっぷりのホイップクリームでダム湖の放水を、ほろ苦いキャラメルソースでダム湖を表現しています。コーヒー付きで1,400円。小食の人なら、お昼御飯いらないや、と思えるほどです。

電鉄富山駅と室堂間の往復を計画している皆様に情報です。特に4月中旬の開業日から雪の融ける6月中旬ごろまでは、電鉄富山駅と室堂駅間を結ぶチケットは、朝一番で買いましょう。何故ならこの方面のチケットは、チケット購入の際に立山ケーブルカーの乗車時間が指定されるため、あまり遅い出発だとスケジュールが立てられなかったり、午前中に「富山~室堂間の往復チケットは完売しました」という時もありますので、ご注意ください。

それでは今度は、どこの乗り物ネタになるでしょうか?次回もどうぞお楽しみに!

【平成から令和へ】万葉線「万葉令和号」に乗ってきました!(富山県高岡市)



皆様こんばんは、「てつきち」です。長かった10連休も終わり、年号も「平成」から「令和」に変わりましたね。皆様は連休、いかがお過ごしでしたでしょうか。

私は富山県方面へ出かけて「雪の大谷」をめぐる立山高原バスに乗ったり、水戸岡デザインの一つである富山地方鉄道「アルプスエキスプレス」に乗ったりしてきました。そのリポートも随時、このページで上げていきたいと思います。

その中で、「平成」から「令和」へ年号が変わる瞬間を、電車の中で迎えましょう、という企画が富山県の万葉線で開かれると聞いたので、これは見逃せない!と行ってきました。

そんな訳で、2019年4月30日の高岡駅に着いたのは21時過ぎでした。既に何人かの同業者がいて、情報交換。この年号の改正に伴い、各鉄道会社でも記念乗車券の発売や、京王電鉄やこの万葉線の様に特別列車を走らせるという企画が各地で営まれるようです。

22時位になると三々五々、この特別電車「万葉令和号」に乗りたい、という乗客が集まってきました。電車の定員の関係で、先着70名様限定。22時半くらいから乗車整理券を配りますよ、と高岡市と万葉線のスタッフの方が告知していました。

駅の出発案内にも、こんな粋な表示が出ました。

 

 

出発案内にも特別電車「万葉令和号」の表示です。

今回のイベントのMCを務められている高岡市のスタッフの方です。

特別電車「万葉令和号」の到着に先立ちまして、地元高岡で活躍していらっしゃる津軽三味線芸人の中山孝志さんと安藤有希子さんによるお囃子がありました。

 

何曲か演奏があった後の22時55分頃、特別電車「万葉令和号」が高岡駅へと入線してきました。この時には、TV局や新聞社の取材クルーも多数駆け付けてきており、電車に向かって一斉にカメラが向けられました。

万葉線の電車という事で、この日の運転士さんの衣装も万葉時代の役人の服装でした。考えてみれば、「万葉」と名乗っています鉄道路線はこの富山県高岡市~新湊~射水市を走る「万葉線」だけですから、これは粋な演出ですね!そのため取材も数多く来ており、車内では乗っていた家族連れにTVスタッフがインタビューをしている光景も見受けられました。

こちらが特別電車「万葉令和号」の車内です。窓の上部分にも万葉風の装飾が凝らされています。

 

 

更に驚いたのは天井部分です!この新年号「令和」の由来となった万葉集の部分が書かれていたのです!これには思わず仰天しました。

津軽三味線芸人の中山孝志さんと安藤有希子さんによるオリジナル曲「まつりのあと」です。いい曲ですので、動画で撮影させていただきました。皆様も是非、この祭りの気分を味わってみてはいかがでしょうか?

特別電車「万葉令和号」と乗務員さんを一緒に撮影させていただきました。この頃には梅に因んで、梅の飲み物とお菓子が参加者の皆さんに振る舞われました。

高岡市のゆるキャラ「家持くん」と、射水市のゆるキャラ「ムズムズくん」も駆け付けてきました。

高岡市のゆるキャラ「家持くん」です。万葉の歌人・大伴家持をモチーフにしたキャラクターで、高岡にはピッタリのキャラクターですね。このお二人は、これから出発する特別電車「万葉令和号」の御見送りに駆け付けてくれたそうです。

そして出発の時刻が段々と迫りました。整理券70枚は30分ほどで無くなり、乗車する人は電車へと案内されます。この頃には高岡市長も駆け付けてきて、ひと言挨拶を述べていました。

新しい年号への、そして出発のカウントダウンから発車シーンを動画で撮影してみました。皆様も是非、この電車の雰囲気を味わってみてください!

そして午前0時00分。「平成」から「令和」へ年号が変わり、特別電車「万葉令和号」は発車しました。

この特別電車「万葉令和号」の終点は、お隣の末広町電停。時間にして2分間のミニクルーズでした。沿線には深夜というのにもかかわらず、多くの撮り鉄の皆様方がいらっしゃっており、この電車の雄姿をカメラにおさめていました。末広町電停では、この電車の乗客に乗車証明書が配布され、記念撮影タイムとなっていました。もう少しだけ、この余韻に浸っていたい。皆の思いは、そう感じました。

こちらは5月1日の昼間に撮影した「万葉令和号」です。万葉線によりますと、このラッピング車は10月までの期間限定で万葉線を走るそうです。

万葉の町・高岡に是非お出かけの際には、是非この「万葉令和号」に乗られてみてはいかがでしょうか?