【これからが必見!】箱根登山鉄道とあじさい(神奈川県箱根町)



皆様、こんばんは。「てつきち」です。毎週月曜日は「てつきちの日」と銘打っておきながら、昨日は更新できずに申し訳ございませんでした。そこで今週と来週は、火曜日にこのページを更新したいと思います。

今週の「てつきち」は、箱根からタイムリーな話題をお届けいたします!箱根と言えば登山電車、登山電車と言えば沿線の紫陽花(あじさい)!今年は例年に比べまして開花が遅いせいか、今頃辺りが紫陽花の見頃といえます。

元々は線路の法面補強の為に植えられた紫陽花ですが、いまでは立派な観光資源になりました。中でも一番のビューポイントは、箱根湯本駅から数えて二段目のスイッチバックがある大平台駅の辺りです。ここには、箱根湯本方向へ向かう線路と強羅方向へ向かう線路と二本あり、その間に紫陽花の群落があります。狭い場所のため、三脚を使用しての撮影には不向きと言えます。

強羅駅へと向かって山を登っていく「ベルニナ」号です。箱根登山鉄道の標準色ですね。赤いボディカラーと赤色の電車がよく映えますね。

箱根湯本駅から山を上がってきた「ベルニナ」号の旧塗装です。登場時はこの様に、小田急ロマンスカーを意識した塗装でした。

箱根湯本駅から1つめの駅・塔ノ沢駅です。箱根湯本方面のホームには紫陽花の花壇や、銭洗弁天があり、観光客の目を楽しませてくれます。

強羅方面のホームにも紫陽花が植えられ、電車がくると丁度いい絵になりますね!特にモハ1形やモハ2形などの旧型電車ですと、思わず「やったー!」と小躍りしたくなります。

塔ノ沢駅ホームの銭洗弁天です。提灯の雰囲気がいい感じですね!

「夜のあじさい電車」に乗ってきました!

箱根登山鉄道では、毎年6月中旬から7月上旬にかけて見頃を迎える「あじさいシーズン」の間、沿線のライトアップをするところがあります。そして、そのライトアップされた紫陽花を電車の中からどうぞ、ということで夜行の座席指定電車「夜のあじさい電車」を箱根湯本発、強羅発それぞれ毎日1便ずつ出します。

今年(2019年)からはネット予約限定となりましたが、私が乗った時はまだ電話予約で、予約の電話もなかなか繋がらず、ようやく繋がったと思ったら、

「箱根湯本発は全便満席になりました。〇月〇日の強羅発ならまだ空いてます」

てな具合の人気でした。また一人客は「ボックス席ではなく、ロングシート部分になるのでご了承ください」とも言われました。

強羅駅で受付を済ませて、予約していた「夜のあじさい電車」へ。発車のベルが鳴ると同時に、カウベルの音がカンカンと。ホームを見ると強羅駅の駅長さんや助役さんが、「夜のあじさい電車、行ってらっしゃい!と書いたボードを持って見送ってくれました。

「夜のあじさい電車」は、ライトアップされた区間を走るのでその時は車内灯が減光または消灯する旨告げられました。主なビューポイントは、彫刻の森駅付近、大平台駅、塔ノ沢駅がいいと車内放送がありました!

ライトアップされた、大平台駅付近の紫陽花です。ここの紫陽花を昼間に撮影してみたい、と思って後日再訪した程でした。

三ヶ所のスイッチバックを経て山を下ってきた「夜のあじさい電車」は、塔ノ沢駅で時間調整と列車交換のため11分間停車します。ここのホームの紫陽花は間近で見ると本当に見事でした!また、車掌さんの制帽を借りてヘッドマークを持って記念撮影も出来、行列が出来ていました。勿論、私も1枚撮影してきました!

終着駅・箱根湯本駅に到着した「夜のあじさい電車」です。この日の担当は、「ベルニナ」号の旧塗装でした。紫陽花と電車は実にいい絵になるな、とうっとりさせられたひと時でした。

「夜のあじさい号」の予約ページはこちらです。(箱根登山鉄道HPより)

また、このページでも既にお知らせしましたが、箱根登山鉄道最後の「吊り掛けモーター車」である、モハ103号車とモハ107号車の通称「サンナナ編成」が7月19日(金)にラストランを迎えます。そこで6月上旬より、オリジナルの装飾が施されて走っていますので、併せて撮影などいかがでしょうか?

混雑が予想されますので、撮影は譲り合いの気持ちを持って皆が気持ちよく撮影出来る環境を作りましょう!

【憧れの箱根行路】ロマンスカーVSEの展望席で、限定弁当を味わう!



皆様こんばんは、「てつきち」です。このページも今までは気まぐれ更新でしたが、他のページもハイペースで執筆しているので、せめて週に1回はこのページも新しい話題をお届けしたいと思います。

そんな訳で今夜のお話は、「小田急ロマンスカーの限定弁当を食べる」というお話です!

小田急ロマンスカーに乗る度に、何気なく眺めていた車内販売のメニュー。その中の「事前予約限定弁当」というページに心惹かれました。そんな中、我が母校・國學院大學が箱根駅伝へ出場することが決定!

これは箱根町ゴールへ応援行かないと、ということで2019年1月2日の朝一番のロマンスカーを初日に予約。前展望は既に売り切れでしたが、後展望の最前列の席を確保できました。

やって来ました、新宿駅。50000形ロマンスカー「VSE」車が、箱根への旅路を前に発車を待っています。定刻になるとドアが閉まり、ミュージックホーンを鳴らして、新宿を出発です。

こちらが後展望の最前列です。本厚木駅近くで、人がいなくなったのを見計らって撮影させていただきました。

「てつきち様ですね。お弁当のご用意が出来ておりますので、お茶とご一緒にお持ちいたします。」と、ロマンスカーアテンダントさんが、お弁当とお茶を持ってきてくださいました。

こちらが、その「大名弁当」1,500円なり!二段重ねの御弁当で、白ご飯とおこわの二種類のご飯の部、焼き魚や天ぷら、野菜の煮物と言った和風のおかずが入ったおかずの部。江戸時代、飛脚が持っていた運びかごをモチーフにした容器に入り、見た目もとっても楽しいお弁当です。

さて、小田急ロマンスカーの「車内で食べるお弁当」と言えば、かつての日東紅茶、森永エンゼルが担当していた「走る喫茶室」時代にもありました。私が中学校2年生だった1986年(昭和61年)当時の森永エンゼル担当便のメニューから見てみますと、「スペシャルロマンス幕の内弁当」(700円・緑茶付)「花づくし弁当(押し寿司・のり巻・ざるそば)」(800円・緑茶付)「マス寿司」(あさぎり号のみ、900円・緑茶付)とあります。

なかでも一番お気に入りだったのが、「花づくし弁当(押し寿司・のり巻・ざるそば)」(800円・緑茶付)で、これを食べながら江ノ島特急「えのしま」号の3100形NSE車の展望席で、至福の気分にひたっていました。本線内では「騒音公害」という理由で鳴らしていなかったミュージックホーンも、江ノ島線内では思う存分に鳴らしており、これぞロマンスカーだ!という感じでした。

御殿場特別連絡急行「あさぎり」号限定だった「マス寿司」(900円・緑茶付)は、御殿場駅前にある和食屋さん「妙見」さんの名物商品で、古くから御殿場駅で販売されてきた「鱒の姿寿司」でした。小田急ロマンスカーでは、1955年(昭和30年)10月1日にキハ5000形ディーゼルカーで運転を開始した特別準急「銀嶺」号、「芙蓉」号の車内販売として売り出しを開始しました。ちなみにこの車内販売は、小田急サービスビューロー(現社名:小田急商事)が担当していました。

1968年(昭和43年)7月1日、御殿場直通列車がキハ5000、5100形ディーゼルカーから3000形SSE車に変わり、車内販売が森永エンゼル担当に変わっても、この「鱒の姿寿司」は、「あさぎり」号の隠れた名物となっていました。1991年(平成3年)3月に、連絡急行から沼津ゆき特急へ格上げされ、小田急とJR東海の共同運行になってもその人気は不動で、中でも新宿を10時過ぎに出た「あさぎり3号」では、車内でオーダーしておけば、御殿場駅で出来立てほやほやの「鱒の姿寿司」が受け取れる、という嬉しいサービスがありました。

後に「あさぎり」号の車内販売は、2011年(平成23年)3月のダイヤ改正で廃止されましたが、「鱒の姿寿司」は今でも、御殿場駅前のお店で購入することが出来ます、御殿場へ行かれた折には、是非いかがでしょうか?(火曜日はお休みです)

食後にコーヒー(350円)をオーダーすると、ビスケットがお茶請けに付いてきました。これは嬉しいサービスですね!小田急ロマンスカーのコーヒーは、豆からこだわって淹れているので、旨さもまたひとしおです。

箱根登山線内ですれ違った1000形の登山塗装車です。この塗装車は、小田原~箱根湯本間の区間運転をメインに使用されています。

美味しいお弁当を味わい、景色もワイドに味わって、すっかり小田急ロマンスカーの旅を満喫しているうちに「ロマンスをもう一度」のオルゴールが鳴って、間もなく終着駅・箱根湯本駅に到着する旨が告げられました。また駅伝ゴール地点の箱根町へは、駅前からノンストップの臨時急行バスが運行されている旨も案内されていました。

箱根湯本駅前の歩道橋から撮影した、50000形VSE車の編成美です。この後、臨時急行バスで箱根町ゴールへと向かったのでした。

【鉄な壁画】小田急線・下北沢駅に箱根への旅情を感じさせる壁画登場!



皆様こんばんは、「てつきち」です。本日の話題は、小田急線下北沢駅から。この駅は、京王電鉄井の頭線との接続駅で、戦前は帝都線(現在の井の頭線の前身)が小田急の路線だったことから、改札なしで乗り換えが出来ましたが、今年の3月に中間の改札口が登場し、井の頭線から小田急線に乗り換える際には一旦改札を出る様になりました。

その改札口新設と同時に、この様な素晴らしい壁画が登場しました!ここには栄光の特急ロマンスカー3000形「SE」車が、原形のままいます。この作品は洋画家・宮永岳彦画伯の世界をそのままレリーフにしたもので、昭和30年代初頭の箱根への観光ポスターをモチーフにしたそうです。ちなみに、特急ロマンスカー3000形「SE」車のカラーデザインを考案したのも、宮永画伯でした。

まずは右側の特急ロマンスカー3000形「SE」車の部分から。今でも十分通用するこのデザイン、当時としては度肝を抜かれる様なデザインでした。と同時にこれは、「小田急ロマンスカー、ここにあり!」という大きな存在感をも植え付けさせてくれたと言っても過言ではないでしょう。

壁画の中央にある、男女のロマンス部分です。二人で仲良く箱根へ、というイメージが伝わってきます。独特のミュージックホーンを鳴らし、8両の連接車体で箱根へと高速で向かう3000形「SE」車。二人より添って、車内で味わう日東紅茶の味はまた格別だった事でしょう。

一番左は、箱根へ向かう3000形「SE」車と、箱根ロープウェイが描かれています。1959年(昭和34年)12月、早雲山駅から大涌谷駅までが部分開業し、翌1960年(昭和35年)9月には桃源台駅まで全線開通。これに伴い、箱根の観光名所を乗り物で一周する通称「箱根ゴールデンコース」が全線開業しました。

この時CMソングで使われていたのが、三木鶏郎作詞・作曲で、ザ・ピーナッツとボニージャックスが歌っていた「小田急ピポーの電車」という曲です。3000形「SE」車が花型特急車として走っていた全盛期を思い出させてくれる曲ですね。今の「ロマンスをもう一度」も悪くはないですが、やはり「小田急ロマンスカー」というと、この歌の方がしっくりくるような気がします。

下北沢駅ご来訪の折にはこの壁画、是非チェックしてみてください!

【バスツアーのファーストクラス!】はとバスの「ピアニッシモⅢ」でオリエント急行ランチ!


皆様、こんばんは。「てつきち」です。昨年の年末、はとバスの中でもファーストクラスのバスである「ピアニッシモⅢ」に乗り、箱根へのツアーに行って来ました。

新宿駅東口で発車を待つ、はとバス「ピアニッシモⅢ」です。このバス使用の新宿発のツアーは従来の新宿駅西口ではなく、はとバスの案内所のある東口からの発車となっています。バスの定員はわずか24名で、勿論化粧室付き。また「静かな大人の時間を大切にする」ということで、12歳以下のお子様の乗車、10名様以上のグループの乗車、車内での宴会並びに過度の飲酒は一切ダメ、という厳格なルールがあります。果たしてどんなツアーになるのでしょうか?

はとバス「ピアニッシモⅢ」は新宿駅東口を出発してすぐ首都高速に入ります。前方には富士山が見えました。今日の旅、とても期待できそうですね!指定された座席が前から2番目の1人掛席だったので、バッチリと撮影出来ました。

バスが東名高速道路に入った辺りで、ドリンクのシートサービスです。私はホットコーヒーをオーダー。お茶請けにはフィナンシェが付きました。

「ピアニッシモⅢ」のドリンクサービスメニューです。冬シーズンは全てホットドリンクで、コーヒー、紅茶、緑茶、コーンスープの中からチョイスできます。一般のはとバスのツアーですと緑茶だけですが、今回ははとバスの中でもファーストクラスの「ピアニッシモⅢ」。ドリンクサービスからして違いますね!

厚木ICで東名高速道路と分かれ、小田原厚木道路へ。ここで見事な富士山を見る事が出来ました。この先の平塚パーキングエリアで休憩だそうです。

平塚パーキングエリアでの「ピアニッシモⅢ」です。ベースはいすゞガーラで、普通なら正席45名、補助席8名の53人乗りにする大きさのバスを後部に広い化粧室を設置し、シートピッチも広げた定員僅か24名、という超デラックス車にしたものです。

今回のツアーステッカーです。オリエント急行でのランチが、今回のツアーの最大のお目当て。自然と胸が高まります。

小田原厚木道路から箱根新道へと入り、芦ノ湖の湖畔へ。毎年1月2日の風物詩である「箱根駅伝」のゴールである箱根町を過ぎ、最初の下車地・箱根神社へ。

箱根神社の御神水です。初穂料200円でペットボトルも授与され、この御神水を持ち帰ることも出来ます。僅かな時間ではありましたが、ちゃんとお詣りしてきました。

芦ノ湖に浮かぶ箱根神社の鳥居です。ここの風景は「インスタ映え」するらしく、多くの観光客が記念写真をスマホで撮影していました。大半は中国からのインバウンド旅行者がメインで、彼らにとってこの風景はきっと素晴らしい風景だったのかもしれませんね。ちなみに元箱根港の近くからですと、この「芦ノ湖に浮かぶ鳥居」と芦ノ湖、富士山を絡めた写真を撮ることが可能です。特に冬ですと、白く雪化粧した富士山が最高の絵を見せてくれます!

箱根神社を後にして、芦ノ湖の湖岸を「ピアニッシモⅢ」はゆっくりと走っていきます。桃源台からススキの高原を見て仙石原へ。次の目的地である「箱根ラリック美術館」は、この仙石原地区にあるのです。

今回のツアーのメインは、その「箱根ラリック美術館」に保存されている「オリエント急行」のプルマン車の中で「今回のツアー限定のスペシャルランチ」を楽しむというもので、お値段もそれなりにしましたが、滅多に味わえないチャンスでしたので、思い切って申し込みました。

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こちらが、その保存されている「オリエント急行」のプルマン車(車両番号4158号車)です。1929年(昭和4年)の製造で、当初はパリとニースなどフランス南部を結ぶ「コート・ダジュール特急」として使用されていました。その後、この特急列車は廃止され、車両も一時休車になりました。

後に「オリエント急行」のサロンカーとして復活し、多くの豪華な夢を運んできました。1976年(昭和51年)からは「NIOE」(Nostalgie Istanbul Orient Express)としてパリ~イスタンブール間で長らく活躍を続け、1988年(昭和63年)には「パリ発香港経由日本行き」の列車として、日本国内の線路を走ったこともあります。この4158号車も、何と日本の線路を走った車両のうちの1両なのです!

香港からは貨物船に載せられて、山口県の下松へ上陸。ここにある日立製作所の車両工場で、台車をヨーロッパ仕様の広軌用台車から日本仕様の狭軌用台車(1,067mm)に履き替え、日本国内で「ツアー列車」として、北は北海道から南は九州まで国内各所を走りました。ツアー自体は高価格帯にも関わらず、倍率は90倍近くにもなりました。その人気は今の「ななつ星」「四季島」「Twilight Express瑞風」など比較にならないほどの人気だったといいます。

またJR東日本ではこの「オリエント急行」を牽引させるために、わざわざ蒸気機関車「D51-498号機(通称:デゴイチ)を現役復活させたほどの力の入れようでした。「D51-498号機」は上野から大宮までの区間ではありましたが、炭水車にオリエント急行のロゴを付け、力強く走り切りました。

後に「NIOE」(Nostalgie Istanbul Orient Express)が運行を休止するとこの車両も用途を失いましたが、縁あってその後この箱根の地にやってきて、現在では当日予約制のカフェとして営業しています。車内の各所には、ラリックが仕掛けた模様などが残されており、スタッフの方が解説してくれます。

それでは、今回のツアーのスペシャルランチのスタートです!

まずは前菜の盛り合わせから。上から時計回りに「ホタテと天使エビと旬菜のテリーヌ」「ズワイガニのタルタル 柚子の香り」「山麓豚のパテ ビーツのソース」です。一つ一つの素材に力を入れ、見た目も良くして楽しませてくれます。

スープは、カボチャのポタージュです。かなり濃厚な味わいで、パンのおかわりをしたくなる程です。事実、パンをおかわりしてこのスープ皿を拭い、最後まで味わいました!

今回のメインディッシュ「和牛リブロースステーキ トリュフが香るソースヴァンルージュ」。お肉がとても柔らかかったです!ソースの味も最高で、これもパンをお代わりして、ソースを全部拭って食べた程です。ちなみに西洋料理では「ソースを残す」という行為は、「料理人に対して一番失礼な行為」だと言われています。

デザート「りんごのキャラメリゼのズゴット(ムース)です。食後のコーヒーと共に、じっくりと味わいました。食後には、案内人付きで美術館を見学。改めて、このラリックの功績の大きさを感じました。

ミュージアムショップでは、この保存車・4158号車のNゲージ鉄道模型を売っていました。値段も手頃だったので、私も購入。これをブルートレインや「青大将つばめ号」などの編成に挟み込んだら、どんなに素敵だろうな、と一人空想してしまいました。もしもブルートレインの中間車にこのプルマン車を連結した列車が実際に走ったら、きっと寝台券は瞬殺で完売でしょうね!

早めに駐車場へと戻り、今回の「ピアニッシモⅢ」をじっくりと観察してみることにしました。車内には2人掛けと1人掛けのリクライニングシートが8列並んでいます。今回のツアーは総勢12名のようです。

2人掛けのシートです。リクライニングの角度も従来のバスに比べて深く、レッグレストも備え付けられています。また、今のバスでは標準装備となったスマホ用のコンセントも設置されていました。

1人掛けシートです。向かって右側はこの様な感じになっています。使い捨てのスリッパや、車内用のひざ掛けの貸し出しもあるという、飛行機のビジネスクラス並みのサービスです。

シートに取り付けられている、ハトのエンブレムです。このエンブレムが、他のはとバスとは一線を画したデラックスさを物語っているかのようです。

後部化粧室前にある、サービスコーナーです。ここにはコーヒーマシンがあり、本格的なコーヒーを車内で味わえるようになっています。

やがて他のツアー客も三々五々戻ってきて、最後の目的地である御殿場高原「時之栖」へと向かいます。

御殿場高原「時之栖」では、冬の風物詩となりましたイルミネーションを見学しました。ここを出ると、あとは東名高速道路をひた走って東京へ向かうのみです。東名高速道路へ入ると再びドリンクサービスがありました。ここでもコーヒーをオーダー。

この「ピアニッシモⅢ」では復路の車内に限り、飛行機の様なオーディオサービスがあります。各座席にイヤホンジャックが付いているのではなく、希望者のみガイドさんから専用の端末を借りて、座席で楽しむのだそうです。バス前方のモニターから流れているビデオの音声も、この専用端末で聞くので静かな車内でした。

最後の休憩地・海老名サービスエリアでの「ピアニッシモⅢ」です。今回のツアーの最大の目的は2つありました。1つはこの「ピアニッシモⅢ」への乗車、もう一つは「オリエント急行」でのランチ。両方が楽しめて、すっかり満足したひと時でした。この「ピアニッシモⅢ」でのツアーは従来に比べればお高いですが、高いなりの価値は十分あるほどのものでした。

ちなみに日本で一番高級なバスは、三越伊勢丹の上級会員のみが参加出来るツアーで使用される「ロイヤルプレミアムクルーザー」です。乗車定員は僅か12名、ツアー代金もかなりの金額、参加条件も厳格でおいそれと乗ることは出来ません。またクラブツーリズムや阪急交通社「トラピックス」でも最近では高級バスツアーを出すようになりましたので、機会があればそれらのツアーにも是非、参加してリポートしてきたいと思います。

そうこうしているうちにバスは都内へ入り、ガイドさんがオーディオサービスの端末の回収にやってきました。そして最後の挨拶があり、ほぼ定刻に新宿駅西口に帰着しました。

今度はどこの乗り物情報をレポートするでしょうか?次回もまたお楽しみに!

小田急の新型特急ロマンスカー「GSE」を10倍楽しむ方法!


皆様お久しぶりです。「てつきち」です。ここの所、更新をサボっており気が付いてみたら11月も終わりになっていました。もう一つのブログの方は、1日1筆をモットーに毎日更新していますので、併せてご覧いただけると嬉しいです。このページも、せめて週に一度は書いて行けるよう努力いたします。

さて先日、撮影の仕事で箱根へと行ってきました。仙石原に1泊し、箱根ゴールデンコースや仙石原のススキなどを撮影してきましたが、帰りは、昨年秋にデビューしたばかりの小田急ロマンスカーの新車・70000形「GSE(Graceful Super Express)に念願かなって乗車することが出来ました!

箱根湯本駅の特急券発売窓口で、この「GSE」使用列車の空席がないか聞いてみたところ、展望席は売り切れだが一般席なら先頭の7号車に空席があるとのこと。すぐさま予約し、1番線ホームに向かいました。

1番線ホームには、新宿駅からの旅を終えてきた70000形ロマンスカー「GSE」が、折り返し運転に向けて車内清掃をしているところでした。

70000形ロマンスカー「GSE」のボディです。小田急ロマンスカー伝統のオレンジ色主体のカラーで、優美さを感じます。またこのロマンスカーは、展望席付きの過去のロマンスカーとは違い、連接車構造ではなく各車両が分かれたボギー車構造となっているのが特徴です。

車内清掃が終わり、いよいよ車内へとご案内といったところで耳寄りなアナウンスが流れました。

「只今から、1号車先頭部のところで撮影会を行います。参加ご希望の方は、1号車先頭部までお越しください。」

1号車の所では、家族連れなどが列を作っていました。車掌さんの帽子をかぶって、記念撮影ができるそうです。私も記念に1枚、撮影してきました。

それでは70000形ロマンスカー「GSE」の車内を見てみることにしましょう。

「GSE」の一般客室です。従来のロマンスカーに比べて、居住性などが向上していると言われています。見ているだけでゆったり感を感じます。

編成中4号車にある、車椅子スペースです。この部分は、リクライニングシートも1人掛になって、車椅子を接続できるようになっているのが特徴です。

4号車デッキにある、清涼飲料水の自動販売機です。最近では特急ロマンスカーでも車内販売営業休止の列車が多くなったので、有り難い存在です。でも、箱根特急ではやはり車内販売があると便利なものですね。

「GSE」の座席です。リクライニング角度は、従来の50000形「VSE」や60000形「MSE」よりも深めになっており、居住性が増しています。また、現在のニーズに合わせ、各座席に携帯電話充電用のコンセントが設置されているのが特徴です。

7号車の展望席です。定員は16名。従来の50000形「VSE」より窓は広めに作られており、展望の迫力が増してきます。特徴としては、荷物棚を廃止して各号車の車端部に「バゲージスペース(手荷物置き場)」を設置したことがあります。箱根行き特急、ということでインバウンド利用者も多いこの小田急ロマンスカーでは、便利な設備ですね。ちなみに中国語ではこの特急ロマンスカーの事を「浪漫特快」と呼んでいます。

7号車の展望席から見た車内です。展望室以外の客室も、天井の荷物棚がない分窓が広く取られているのが特徴です。これは列車の旅が楽しくなりそうですね!

私たちを乗せた特急ロマンスカー「はこね30号」は定刻に箱根湯本駅を出発しました。この車内では、携帯電話用のコンセントの他にもフリーのWi-fiがあります。外国人は、気に入るとすぐにFacebookやInstagram等のSNSで情報を発信してくれますので、この様なWi-fi機能も今では観光列車では標準装備となっています。これで車内から、リアルタイムの乗車リポートを発信することも出来ますね!

車内エンターテインメント「ロマンスカーリンク」です。お手持ちのスマホやタブレット、ノートPCなどで専用のページにアクセスすると、「GSE」車内限定のエンターテインメントを楽しめます。オーディオサービス、観光ガイド、鉄道ファン必見の小田急電鉄紹介ページ。中でも人気なのが、こちらの画面にもありますように運転席からのリアルタイムの展望画像を楽しめる、という点です。前展望、後展望両方切り替えることが出来、展望席で見るのと同じ風景を見ることが可能です。このサービス、今の飛行機のエンターテインメントサービスも顔負けの充実ぶりですね!

車内販売のロマンスカーアテンダントさんが回ってきましたので、コーヒーをオーダー。ビスケット付きで350円でした。小田急ロマンスカーのコーヒーは、豆からこだわっているので本格的な味わい。コーヒータイムも楽しくなります。これが一昔前でしたら、日東紅茶でした。私にとっては「日東紅茶」と言えば小田急ロマンスカー「走る喫茶室」のイメージがありましたので、ロマンスカーの中でのティータイムは旅への楽しみでもありました。

向ヶ丘遊園駅を通過した辺りで、車掌さんが7号車の展望室へとやってきました。

「間もなくこの列車は、多摩川の鉄橋を渡ります。運が良いと、羽田空港を離発着する飛行機や東京タワー、東京スカイツリーをご覧いただくことが出来ます。」

展望室には他のお客様がいらっしゃったので詳しい風景は見えませんでしたが、確かに彼方に東京スカイツリーらしき塔があるのが見えました。この様にお客様を楽しませよう、という小田急ロマンスカーの乗務員さんのサービス精神には脱帽ものです。

その後、代々木上原駅を通過して車窓左手に新宿新都心のビル街が見えてきた辺りで、間もなく終着駅・新宿に到着する旨告げた、最後の車内放送がありました。それはまた、この70000形ロマンスカー「GSE」に乗りたくさせてくれる様な、心温まる車内放送でした。

新宿駅に到着した70000形ロマンスカー「GSE」です。慌ただしく車内整備が行われ、折り返し「ホームウェイ81号」として片瀬江ノ島まで1往復の旅に出発していきました。

小田急ロマンスカーの運用情報(展望室付き特急のダイヤ)は、小田急電鉄ホームページから確認することが出来ます。皆様も、この楽しい70000形ロマンスカー「GSE」にて、箱根へお出かけになってみてはいかがでしょうか?